こんにちは。
稲川です。
お家作りをお考えの方へ
インスタグラムには映らないお家作りにおける肝心なお話をさせていただきます。
良きパートナーを見つけていただく為の判断基準となればと思います。
本日は、耐震について。
地震に強い建物とは何なのか?
なぜ、地震に強い家が必要なのか?
■地震に強い建物とは?
まず建物の強さを確認する方法は3つあります。
①壁量計算・・・安全な壁の量があるかを確認する簡易計算。建築基準法で定められている最低限の基準です。
②性能表示計算・・・壁量計算に加え「床・屋根倍率の確認」「床倍率に応じた横架材接合部の倍率」を検証する方法。長期優良住宅の認定に必要な「耐震等級2」はこの計算方法で可能です。
③許容応力度計算(構造計算)・・・柱1本、梁1本、基礎にいたるまですべての部材にかかる力を計算していく方法。3階建以上、ビルなどの安全を図る計算方法です。
①→②→③の順で確認方法がより緻密になっていきます。
「耐震等級2」また最高等級の「耐震等級3」を取得するためには②性能表示計算③許容応力度計算のどちらかで計算を行う必要があります。
ただ、同じ「耐震等級3」であっても性能表示計算で取得した「耐震等級3」と許容応力度計算で取得した「耐震等級3」では家の強さが違います。
つまり、一番強い建物は許容応力度計算で取得した「耐震等級3」であるという事。
■なぜ、地震に強い家が必要?
地震大国の日本では建築基準法で、建物の強さを最低でも壁量計算で確認します。
建築基準法の基準を満たしているから大丈夫と考えられる方も少なからずおられると思います。
では事実、2016年4月に起こった震度7の地震が2回続いた熊本地震の結果はどうだったのか?
阪神淡路大震災以降に建てられた「耐震等級2」を取得した住宅でも倒壊してしまった建物があったが、許容応力度計算で「耐震等級3」を取得した建物の倒壊等はありませんでした。
南海トラフ地震にこの播磨地域では山崎断層、、、
震度7以上の地震は絶対に来ないとは誰も言い切れないと思います。
地震から家族を守り、その後も生活を続ける為のお家作りは必須ではないでしょうか。。。
“「許容応力度計算で耐震等級3を取得していますか」”
この質問で「はい」と即答できるかを是非パートナー選びの一つの判断基準にして見てください。
■テクノストラクチャー工法
弊社では許容応力度計算で耐震等級3を取得する為に、パナソニックビルダーズグループに加盟しテクノストラクチャー工法を採用しています。
テクノストラクチャー工法は日本従来の在来工法の良さを残し、柱には圧縮強度の高い木材を用い、梁には曲げ強度の高い鉄骨を組み合わせる工法です。
そして、コンピューター上に家を建て、地震や耐風、雪などの災害のシュミレーションを行い、このシュミレーションで家全体が耐えられるかを何度も工夫して強度OKになるまで構造計算を行います。
また、この構造計算についてパナソニックが保証書を発行してくれます。
「許容応力度計算で耐震等級3を取得でき、その保証をパナソニックが発行する。」
この魅力は弊社の強みではないかと思っています。
耐震について、少しでも重要性を理解していただきお家作りの判断基準にしていただければと思います。
それでは、また。。。
構造計算、耐震等級などより詳しい内容はこちら☟
●テクノストラクチャーの構造計算
https://www.youtube.com/watch?v=mOFPmQakH-E
●耐震等級とは
https://www.youtube.com/watch?v=8ycDnXsdb1s
●耐震等級の違い